当社に寄せられた物流や通関、倉庫に関するお客様のご質問をご紹介します。こちらにはないご質問などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
輸出・輸入に関すること
コンテナで輸入をするときの全体像を教えてください。
- FCL(Full Container Load) コンテナ1本をチャーターし自社貨物を積み込む。

- LCL(Less than Container Load) コンテナ1本に他社貨物と混載して輸送する。

※CFS倉庫(Container Freight Station):コンテナに混載貨物を積込、荷卸しする倉庫
日本の港(コンテナヤード)に到着したコンテナはどれくらいの期間で引取る必要がありますか。
- 船社との契約やコンテナの種類によって追加料金なしで引取ることができる期間(フリータイム)は異なりますが、一般的には冷凍冷蔵コンテナは約3日間、通常のドライコンテナは約1週間程度です。
それを過ぎると延滞料(デマレージ)が発生し、経過日数によって金額が雪だるま式に増大してきます。
※延滞料が増大するのは、長期保管を避けてコンテナヤードのスペースを確保するためと言われています。

貨物の引取り-輸送を通関業者に任せた方がいいと言われるのはなぜですか?
- 輸出入の通関は基本的には貨物がコンテナヤードに搬入されてからとなりますので、上記フリータイム内に通関、搬出手続き、引取り・納入日の調整を終える必要があります。
通関後にしか引取りはできないため、スムーズに搬出・納品をしようとすると必然的に通関業者に任せるのが得策となります。

輸出入に関しては税関のみに申告すればいいのでしょうか。
- 貨物を輸入しようとする場合において、関税関係法令以外の法令により輸入に関して許可、承認等を必要とする場合には、これら他の法令の規定に基づいて許可、承認等を受けて、輸入申告又は当該申告に係る審査又は検査の際にその旨を税関に証明して確認を受けなければ輸入は許可されません。
輸入の都度、合格を受ける必要がある食品衛生法、植物防疫法、家畜伝染病予防法の管轄部門への輸入届出、検査手配、立会い等も通関業者が代行することができます。
※貨物によっては輸出入業の許可を輸出入者自身で受けておかなければならないものもございます。
▽税関で確認する輸入関係他法令の概要
税関ホームページ「税関で確認する輸入関係他法令の概要(カスタムスアンサー)」
▽税関で確認する輸出関係他法令の概要
税関ホームページ「税関で確認する輸出関係他法令の概要(カスタムスアンサー)」

お客様の輸出入・通関に関するお困りごとは、九州宇徳の窓口へ、お気軽にお問い合わせください。
|